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台風とコンブ台風や高波の及ぼす効果1991(平6)、宮古市重茂半島に60年来と言う高波が襲来し、漁船や海辺の森林にまで被害を与えた。この後コンブや海藻が大量に発生し、それに伴いウニ、アワビも多くなり、平成9年は数十年ぶりのウニ、アワビの豊漁に賑わった。 特に海藻が多く発生したのは、波の当たる方角の磯と、10〜20B位のB位の石を敷き詰めたような海底の場所で、重茂地区で二年コンブ(マコンブ)が、この石に多く発生した。シケのため比較的小さな転石が波動によって磨かれ「磨かれた堅い石に着く」と漁師の言うとうり、コンブが付着生育したものと考えられる。 一方川においても台風の効果はマイナスだけではなく、川に投棄されたゴミや川底に溜まった汚泥を流し川底や石を磨き、砂を海に供給する、その砂は波に巻かれ岩礁をたたき研摩しコンブなどの着床をよくする。
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