〜 木霊のお告げで発行 2000.3 第 2 号 〜
会長 工藤 悦郎 もうすぐ春、雪の下にはバッケー(ふきのとう)小川のほとりにセリが。日溜まり斜面にはオオイヌノフグリ、早春の風と春の日ざしを受けてコバルトブルーの可憐な花を咲かせています。 私のモットーは安全に自然とふれあうこと、楽しく自然観察をするため心掛ける事項をお知らせします。 |
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新入会員紹介沼口勝治(katuji numaguti)さん
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準備段階1.現地の下見。 危険箇所、ウルシや毒草、蜂やマムシ 2.装備 つばの有る帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、雨具とアンダーシャツ1枚、履き慣れた靴、救急薬品と非常食に水。 気象情報や雷の予知など情報用に携帯ラジオ。場合によっては懐中電灯やマッチなど。(標高百メートル上がると約0.6度気温下がる、風速1メートル増すと体感温度1度下がる。) 実行段階1.指導者はパーティーの参加者の知識と体力に合わせて(下山時にも注意特に子供) 2.水は少しづつ飲み帰りまで残す(食料も)。 3.動植物を傷つけない(特に国立公園内は注意)。 4.森林や植物だけでなく虫やマクロな世界も覗くよう。 |
斎藤紀子(noriko saitou)さん
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坪 隆(takasi tubo)さん
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マガンは早起き藤原 勝志宮城北部伊豆沼はラムサール条約に登録された水鳥の安息地、マガン(体長72・)、オオハクチョウ、オナガガモ、マガモなど数多く飛来します。マガンは国内に飛来する8割2〜3万羽が宮城北部伊豆沼、内沼、蕪栗沼周辺に集まります。このあたりは雪が少なく水田の落ち穂が豊富な餌となります。 マガンの飛来は9月下旬のため稲穂を食べ農家を困らせる一面も見受けられます。今年は暖冬のせいか渡り鳥の数は例年の3分の1位です。 朝日に舞うマガンを撮ろうとチャンスを待ちました、まっかに染まる空をバックにし撮影したいと思い、天気予報は朝が晴れで午後は崩れる日を待ち1月29日出かけました。 この朝は冷え込んで沼の中央付近の氷っていないところに5千羽くらいがかたまっていました。暗い内からカメラを据え付け待ちました。 |