会報木霊の駅
〜 木霊のお告げで発行 2000.3 第 2 号 〜

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会長 工藤 悦郎


 もうすぐ春、雪の下にはバッケー(ふきのとう)小川のほとりにセリが。日溜まり斜面にはオオイヌノフグリ、早春の風と春の日ざしを受けてコバルトブルーの可憐な花を咲かせています。

 私のモットーは安全に自然とふれあうこと、楽しく自然観察をするため心掛ける事項をお知らせします。

新入会員紹介

沼口勝治(katuji numaguti)さん

  034-0085 青森県十和田市西五番町27号(株)沼口工務店
  電話 0176-23-3938
  FAX 0176-23-3823
 幼少時は小川原湖の岸辺で生まれ、山野で育った純自然人間。長じて今は無趣味、無芸で飲まずの珍妙な建物屋野郎。
 社会へ:全て、より自然に近くあれば
 
〈事務局より一言〉
 困った社長だー飲み方ならお教えしよう

準備段階


1.現地の下見。

危険箇所、ウルシや毒草、蜂やマムシ

2.装備

つばの有る帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、雨具とアンダーシャツ1枚、履き慣れた靴、救急薬品と非常食に水。

気象情報や雷の予知など情報用に携帯ラジオ。場合によっては懐中電灯やマッチなど。(標高百メートル上がると約0.6度気温下がる、風速1メートル増すと体感温度1度下がる。)

実行段階

1.指導者はパーティーの参加者の知識と体力に合わせて(下山時にも注意特に子供)

2.水は少しづつ飲み帰りまで残す(食料も)。

3.動植物を傷つけない(特に国立公園内は注意)。

4.森林や植物だけでなく虫やマクロな世界も覗くよう。

斎藤紀子(noriko saitou)さん

  031-0803 八戸市諏訪1丁目1-11
  電話 0178-44-5612
看護婦 美保野病院
日本の食料自給率が低いのが心配、健康な老人となるためにも食は大事だと思います。農家を応援したいと思います。
 
〈事務局より一言〉
 飲み過ぎない方法を教えて下さい

坪 隆(takasi tubo)さん 

  034-0084 十和田市西4番町13-5
  電話 0176-22-4001
2年前まで高校教師
社会へ:日本丸どこへ行く。
沼口氏に誘われた
 
〈事務局より一言〉
.......小さい頃から先生苦手なもんで

マガンは早起き

藤原 勝志

 宮城北部伊豆沼はラムサール条約に登録された水鳥の安息地、マガン(体長72・)、オオハクチョウ、オナガガモ、マガモなど数多く飛来します。マガンは国内に飛来する8割2〜3万羽が宮城北部伊豆沼、内沼、蕪栗沼周辺に集まります。このあたりは雪が少なく水田の落ち穂が豊富な餌となります。 マガンの飛来は9月下旬のため稲穂を食べ農家を困らせる一面も見受けられます。今年は暖冬のせいか渡り鳥の数は例年の3分の1位です。

 朝日に舞うマガンを撮ろうとチャンスを待ちました、まっかに染まる空をバックにし撮影したいと思い、天気予報は朝が晴れで午後は崩れる日を待ち1月29日出かけました。

 この朝は冷え込んで沼の中央付近の氷っていないところに5千羽くらいがかたまっていました。暗い内からカメラを据え付け待ちました。


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